就職や転職のためにTOEICを受けようと思うけど、ビジネスレベルの点数というのはどれくらいなのか知りたいという方のために、この記事を書きました。
本記事の内容
この記事を書いているTOEIC855.comの管理者は、TOEIC855点で外資系企業に勤めたことがありますが、仕事にTOEICの点数が関係あるかと聞かれたら、無いと断言できます。
その理由もお伝えします。
就職や転職のために、TOEICを受けようと考えている方は多いと思います。
ビジネスレベルで評価される点数は、参考書でよく見る730点や860点だと思うかもしれません。
ですが、ビジネスレベルを求めるのであれば、TOEICの点数は不要です。
というのも、英語ではなく、日本語で考えれば納得できると思います。
TOEICの試験を受ける方の多くはListening & Readingテストを受けると思います。
もしすでに会社で働いている方や、学生でもアルバイトをしたことのある方であればイメージできると思いますが、日本語を聞いて理解できたり、日本語で読むことができたりするだけで、ビジネスレベルの語学力があると言えませんよね。
ビジネスレベルで求められるのは、リスニングやリーディングといった受け身の理解よりも、書く、話すといったコミュニケーションが必要になります。
そのため、本当にビジネスレベルで必要となる英語を身につけたいというのであれば、TOEICで高得点を目指すのではなく、実際に仕事で使える英語力を鍛えるべきです。
もしTOEICの点数をアピールして希望の会社に入社できたとしても、仕事で英語を使う状況で、メールも書けない、電話で話せない、となったら大変なのはあなたです。
単にビジネスレベルの英語をアピールするために、TOEICで高い点数だけを目指すのは危険です。
もちろん英語を勉強するためのモチベーションとして、TOEICを受験するのはありだと思います。
ですが、本当にビジネスレベルの英語を身につけたいのであれば、他の方法を考えてみましょう。
英語を求められる会社に就職や転職の就活をするのであれば、TOEICを受けていなくても「面接は英語でOKです」とか「TOEICの点数の基準があるなら、面接の後にTOEICを受けます、基準の点数に達しなければ辞退します」と言えたほうが、よっぽどビジネスレベルの英語が使えるアピールになりませんか。
ですので結論としては、ビジネスレベルの英語を求めるならTOEICの点数は不要なのです。
もし望む就職先でTOEICの点数を求められるなら、実践に役立つ英語を勉強しつつ、TOEICを受けてみようかな、位のスタンスでOKです。