転職や会社の昇進、昇格を目指すためにTOEICを受けるときに、社会人として何点を目標にすればよいのか気になりませんか。
この記事では、社会人としての目指す目標点数について解説します。
本記事の内容
この記事を書いている私は、TOEICで855点をとりました。
社会人が目指す目標点数は、公式公表している"DATA & ANALYSIS"のデータが参考になります。
公式公表している"DATA & ANALYSIS"のデータについて解説していきます。
TOEICが公式に公表している"DATA & ANALYSIS"というデータがあります。
職種別や役職別の平均スコアなど、社会人の受験データが掲載されています。
自分の職種や、目指す役職のスコアをチェックして目標にしてみましょう。
まずは役職別について、平均スコアの高い順に並べ替えました。
役職 | 平均スコア |
---|---|
役員 | 680 |
部長 | 668 |
派遣社員 | 657 |
課長 | 644 |
一般社員 | 627 |
係長 | 615 |
基本的には役職が上になるほど、英語が必要になるということです。
一般社員よりも係長のほうが下ですが、そこから上を目指すには、英語が必要なようです。
また、派遣社員が部長の次にスコアが高くなっています。
おそらく、自分をアピールするために、雇われている社員よりもスキルを高めようとしているのでしょう。
次に、職種別に平均スコアの高い順に並べ替えました。
職種 | 平均スコア |
---|---|
海外 | 731 |
教育 | 713 |
法務 | 691 |
財務 | 684 |
経営 | 679 |
広報 | 674 |
企画 | 666 |
マーケティング | 661 |
経理 | 653 |
人事 | 647 |
事務 | 647 |
研究 | 647 |
総務 | 642 |
営業 | 621 |
購買 | 620 |
SE | 613 |
現場作業 | 603 |
技術 | 576 |
製造 | 552 |
法務や財務、経理や人事といった間接部門でもスコアは高いですね。
企画やマーケティングの方たちは、情報収集のために英語が必要になるのかもしれません。
もちろん、勤めている会社によって求められる目標スコアは違うでしょうが、実際のデータなので目安になると思います。
TOEICが公式に公表している"DATA & ANALYSIS"の職種別、役職別のスコアを参考に、自分の目標スコアを定めてモチベーションを上げて勉強してみてください。