TOEICのリスニング対策にディクテーションの勉強をすれば効果があると聞いたけれど、本当に点数アップにつながるのか知りたい、という方に向けてこの記事を書きました。
本記事の内容
この記事を書いているTOEIC855.comの管理者は、TOEICで855点をとりましたが、リスニング対策のためにディクテーションをしたことはありません。
なぜTOEICの勉強にディクテーションが不要なのかをお伝えします。
ディクテーションとは、英語を聞きながら、それを英語で書いてみることをいいます。
ですが、TOEIC対策のためにディクテーションは効果がありません。
もしリスニングで聞き取れないと思うなら、解答のスクリプトを見ながら繰り返し聞いたほうが効果が高いです。
なぜなら繰り返す聞くことで、耳が英語に慣れてくるからです。
聞いてもわからない単語があったら、1回目のリスニングでスペルや意味を調べて覚えれば、2回目以降は戸惑わないはず。
リスニング対策のためにディクテーションをしようと思って、リスニングの時間を減らす作業は本末転倒です。
ですので、TOEICの勉強でディクテーションは効果がありません。
ディクテーションは聞いた英語を書く作業です。
ディクテーションに限らず、書くという行為は、時間がかかるので効率が悪いです。
英語でなくても日本語でもイメージすれば時間がかかることがわかると思います。
ですので、書く時間あれば、その分リスニングに回したほうが効果的です。
もちろん英語を身につけるのに、ディクテーションは効果のある方法かもしれません。
とはいえ、目的はTOEICのスコアアップのはず。
英語力を伸ばしたいのであれば、試してみても良いでしょう。
しかしTOEIC対策で英語を効果的に学びたいのであれば、ディクテーションは不要です。