TOEICを受けているけど、受ける意味はないと感じたことはありませんか。
TOEICを受ける意味はないのか、受ける意味があるのかお伝えします。
本記事の内容
この記事を書いているTOEIC855の管理者は、855点をとったことで会社に評価されたので、TOEICを受けたことに意味がありました。
しかし仕事で英語を使う状況では、TOEICを受けることには意味がないと感じました。
TOEICを受ける意味がある人と、受ける意味がない人は、受ける目的によって変わってきます。
まず、TOEICを受ける意味がない方は、次のような方です。
共通するのは、実際に英語でコミュニケーションしたい目的がある方です。
このような方は、TOEICの勉強をするよりも、その目的を叶えるような英語の勉強をするほうが近道です。
次に、TOEICを受ける意味がある方は、次のような方です。
つまり、TOEICのスコアを誰かから評価してもらう状況では、TOEICを受けることに意味があります。
また、評価してもらうことはないけど、TOEICでxxx点とりたい、というようにある意味趣味のようにTOEICでのスコアアップ自体を目的としている人も、受ける意味があるといえるでしょう。
最初に仕事や旅行で英語を使って実際にコミュニケーションしたい人には受ける意味がないとお伝えしましたが、それでもTOEICは役に立つのではないかと思う方もいるかもしれません。
もちろん英語を勉強する動機になるという点では、意味があると思います。
ですが、次のTOEICの公式サイトにあるサンプル問題を見てください。
例えばパート1のNo.1のリスニング問題を見てください。
正解は、"He's shoveling some soil."、つまり「土を掘っている」という意味です。
今後あなたにこれを聞き取る必要がある状況が起きるでしょうか。もしくは話す必要が出てくる可能性はあるでしょうか。
リーディングセクションでも同じです。例えばパート7の最初のサンプル問題を見てください。
"Used Car For Sale"、つまり「中古車販売」のチラシです。
これもあなたが理解する必要な状況は起きるでしょうか。あるいは似たような文章を作成する可能性はあるでしょうか。
つまり、冒頭にお伝えした通り、TOEICを受ける意味がある人と、受ける意味がない人は、受ける目的によって変わってくるというのはこういうことです。
TOEICを受ける意味がない方は、「英語で実際にコミュニケーションしたい人」、TOEICを受ける意味がある方は、「TOEICのスコアを評価してもらいたい人」なのです。
TOEICはあくまでテストでしかありません。それを理解して、あなたにとって意味がないのか、意味があるのか考えて、受験するかしないか決めればいいと思います。